(500)日のサマー

チネチッタのポイント招待券の期限が今月だったので前評判の高い(５００)日のサマーを見てきました。
グリーティングカードの会社で働くトムとそこに新たに入ってきた女の子サマーとの出会ってから５００日間の物語です。ボーイ・ミーツ・ガールの話だがラブストーリーでは無いとナレーションがあるとおり完全男目線かつ妄想の話で、途中でbitch呼ばわりすることからハッピーエンドではないことが予想されます。
面白いのは何日目かが順番ではなく括弧の中の数字がカウンター式に変わってランダムに進むことです。
サマーに一目ぼれしたトムは会社のカラオケ大会で何とか切り出しやがて友達ならばと付き合い始めます。
普通にデートし、初めて＊＊＊した後の翌朝などはうれしさのあまり踊りだし完全妄想でミュージカルになったりしてしまいます。しかし彼女のほうは大胆でありながら気まぐれで二人の関係はあくまでお友達。I Love YouではなくI Like You と繰り返します。
関係がうまくいかなくなったときも画面が妄想と現実の画面が左右二つ出てくるのも面白いです。
ラブストーリではないというのはこの男の５００日間の成長物語なのだと思います。そして５００日目がどうなるのか。
参考までに今年のゴールデン・グローブ賞のミュージカル／コメディー部門の作品賞と主演男優賞にノミネートされています。
★★★★／５

追記：Yahoo知恵袋に「500日のサマーという映画をみたのですが最後の終わり方の意味がわかりませんでした。」というまったくお間抜けな質問が出ていました。あのねー、中学生でもわかる落ちだと思うんだけれど。

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