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映画 川の底からこんにちは [映画]

映画「川の底からこんにちは」を渋谷のミニシアター、ユーロスペースで見てきました。この劇場は文化村から道玄坂上へ抜ける道の途中にある劇場で、存在は知っていましたが行くのは初めてです。
まず、入り口がわかりにくい。雑居ビルの中なので入り口の看板が目立たず、エレベータを見つけてようやく3階であることを確認。整理番号の書かれたチケットの半券を渡されて一旦外出後、15分前に戻るともう既に入場開始しているらしくロビーは人でいっぱい。中に入るともう既に前の席しか空いておらずほぼ満席状態。マイナーな上、公開後結構日にちが経っているのに以外です。そういえばもぎりが無かったけれどどさくさにまぎれて入ってしまう人はいないのかな?
さて、映画は満島ひかりの腸内洗浄の場面から始まります。上京して5年。派遣OLの佐和子はしょうがないが口癖でなんとなくだらだらと生活している。そこへ父親が倒れて余命が幾許もないと知らせが。そこでしじみのパック詰めをする水産工場を経営する実家へ帰るはめに。しかし従業員のおばちゃんは曲者ばかりで工場は倒産寸前。
中の下だから仕方が無い生活だった佐和子はあることがきっかけにがんばることを決意。といった感じの小ネタ(うんこネタを含めて)とリアクションのコメディです。タイトルは川底から獲れるシジミに絡めたものです。ほかの出演者はメージャーな人はほとんど出ておらず、唯一叔父さん役の岩松了さんくらい。この岩松さん、いい加減だけど味のある役をやらせるとピカイチですね。後は全編満島ひかりの存在感がすべてです。前中盤のめんどくさいことはビールに逃避する感じもいいし、終盤の中の下だからがんばるしかないとキレてスイッチが入り子供を自転車で保育園に送るところなど最高です。ただ、小ネタや工場の個性的なおばちゃんの感じとかが臭くてなじめない人もいるかもしれません。この辺で評価が分かれているようですがスルーしないとりあえず満島ひかりだけでも見ておくべき映画だと思います。
★★★★/5

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