映画 しあわせの隠れ場所

ここのところ、サッカー、野球だけでなく映画も観たいものが目白押しです。ハート・ロッカー、マイレージ・マイライフ、ブルーノ、ナインなどのなかから公開規模が小さく速く終わってしまいそうだけど主演のサンドラ・ブロックがアカデミー主演女優賞をとった作品ということで「しあわせの隠れ場所」（THE BLIND SIDE）を１０９シネマズ川崎で観て来ました。
最近ポイント会員の特典が変わったようでポイント利用による無料鑑賞のときでもエグゼクティブシートが使えました。もうひとつの新特典のポイント利用によるネット予約をしたのは正解で、アカデミー賞効果もあるのか当日は満席。
ストーリはこれまた実話でアメリカン・フットボールの選手マイケル・オアーの高校時代のはなしです。
黒人スラムで生まれた彼は父親も知らず薬中の母親とも別れ、預けられていた家からも閉め出されて雨の中薄着で歩いているところを裕福な白人女性リー・アン・テューイ（サンドラ・ブロック)に声をかけられ彼女の一家の家に泊めてもらいます。体だけはでかく運動能力に優れた彼はアメフトの選手となり全米の大学から注目される選手となるといういわゆるいい話です。白人の家に黒人となれば周りからは偏見の目で見られるのですがこの家族みんながそんなことを気にしないいい人です。中でもリー・アンという女性はエネルギッシュでいい意味での姉御的な感じで存在感を示しています。また、一番下の男の子が大学のスカウトに対して交渉人役になるところも笑えます。
ただ、マイケルがここに来るまでにどうして悪の道に引きづりこまれず、素直で礼儀正しく育ったのかのあたりをもう少し掘り下げられたりすれば更に深いものになった気がしました。
エンドロールで本物のマイケルやテューイ家族が出てくるのですが、ここでサンドラ・ブロックの金髪ロングの特徴あるヘアースタイルは本当のリー・アンをまねているのだとわかりました。
★★★☆／５

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