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2009年に見た映画-ダメだった編 [映画]

2009年に見た映画-ダメだった編 ワースト4です。
・カムイ外伝
 肝心のアクションシーンが不自然すぎてぎこちない。ストーリーも浅いし大昔に見たアニメの印象が強かっただけにがっかり。そして一番ダメにしているのは海のシーンのCG。いまどきテレビドラマだってもう少しましなものです。特にサメがあきれて笑っちゃうくらいひどかった。あれを見て疑問を持たないスタッフは何なんだろう。

・ララピポ
 深夜のテレビドラマ的でマニアックなことは悪くは無いのですが、ならばもう少し踏み込んでギャグやエロをやってほしかった。まあ、森三中村上や濱田マリのベットシーンはエロと言うよりグロに近いかもしれませんが。
見に来ていた客層が風俗スカウト役の成宮寛貴目当ての若い女の子が多いのが以外でしたが、そちら向けにソフトに振りすぎたのが面白くない原因かもしれません。風俗にどんどん落ちていく役の中村ユリがかわいかったことが印象には残っています。

・誰も守ってくれない 製作:亀山千広(フジテレビ)
 犯罪者の家族というテーマ自体は悪くは無く途中までは良かったのですが、段々と悪者はネット、ネットの連中はヲタクで変なやつだらけ。そして犯人の妹は自分は関係ない、自らネットに投稿するなどわがままし放題に同情するどころかイライラする展開に。そしてこの娘は兄が子供を殺して帰ってきたことを知っていたと告白。ということは兄が逮捕された日に学校で楽しくバレーボールをやっていたシーンはなんだったのかということになります。家族が犯罪者と知りながら平然と生活している家庭の異常さということになるとこの映画は何を伝えたかったことになるのでしょうか。
ワースト2位

・アマルフィ/女神の報酬 エグゼクティブプロデューサー:亀山千広(フジテレビ)
 ローマで天海祐希の子供が美術館のトイレで誘拐され、大使館員の織田裕二が捜査するという内容ですが、最初に007慰めの報酬のように思わせぶりにブローチのアップがあるのですがしばらくするところがただのマイクであることだけということに。途中までの展開は観光地めぐりなど多少の突っ込みどころはあるもののまずまずの展開。しかし、アマルフィに行ったあたりからおかしなことに。そしてアマルフィに行ったことの意味が無いまま佐藤浩市が犯行グループの一人であることもわかってしまいます。まあそれ以外のメンバーも途中で私怪しいですと主張していますからどうでもいいのかも知れませんが。
 そして何よりも犯行計画がずさんで偶然に頼っていることや警備会社のセキュリティーが甘すぎる設定もあきれてしまいます。子供が誘拐場所のトイレに行かなかったら成り立たないのですから。
サラ・ブライトマンが出てくるのもまったく意味が無く単に曲を売りたいだけというのが見えてしまいます。
タイアップ、観光優先の内容で後半のストーリーがハチャメチャなのですから脚本家のクレジットがなくなったのもわかります。
タイトルのアマルフィ、女神の報酬 両方とも意味がまったくわかりません。
ワースト1位

 フジテレビ映画を面白いといっている人は普段からテレビドラマ中心で映画は年に1,2回しか見ないような人たちではないでしょうか。こういう映画がヒットするようでは・・・


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ジャニスカ

『アマルフィ 女神の報酬』はひどかったですね(^^;。
アマルフィが登場する必然は確かになかったし、
もっと言ってしまえば、「絵」的なことを除けば、
舞台がイタリアであることすら生かせていませんでした。
もったいない映画ですよね。
by ジャニスカ (2010-01-09 21:04) 

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